現在、日本の移動手段の中心と言っても過言ではない「鉄道」ですが、そんな鉄道に必要不可欠なのは人が集まる「駅」ですよね。
近年、主要な駅周辺に百貨店などの商業施設、オフィス、タワーマンションなどが立ち並び、「駅」は街の中心としての機能を果たしています。
そんな「駅」ですが、日本に最初に作られた駅はどこかご存知でしょうか?
気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、
・日本最初の駅はどこなのか
について深堀っていきたいと思います。
日本最初の駅はどこ?
日本で最初に作られた駅は 品川駅 と 桜木町駅(当時:横浜駅) です。
品川駅は、新幹線や山手線の駅として全国的に有名で、東京の玄関口の役割を果たしています。
また、現在も再開発が進み、高層オフィスが立ち並ぶ日本経済の中心地です。
一方、桜木町駅周辺には、船のある日本丸メモリアルパークという公園や2021年4月に運行開始したロープウェイなど観光地・デートスポットとして有名です。
現在も、二駅ともターミナル駅として街の中心的な枠割を担っています。
なぜ新橋駅ではないのか?
日本で初めての鉄道は「新橋ー桜木町(横浜)」間で開業しました。
実際、「鉄道の日」と呼ばれる10月14日は、「新橋ー桜木町」間の開業した1872年10月14日に因んでいます。
また、新橋駅にはSLのモニュメントが飾られており、SL広場として待ち合わせやテレビ取材の場所として有名ですよね。
それでは、なぜ品川と桜木町が最初の駅なのかと言うと、「品川ー桜木町」間を4か月ほど先に仮開業させたからです。「新橋ー品川」間は当時海沿いだったため工事が難航し、その区間の竣工が遅れてしまったといわれています。
まとめ
新橋駅を初めての駅と認識されている方も多いかと思います。
でも、厳密には品川駅や桜木町が先に開業しています。
単純な知識に加え、なぜそのような理由なのかもわかれば面白いですよね。
このような意外な一面をご共有できたらなと思っていますので、是非他の記事もご覧いただければと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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